前回はローカル変数について、ご紹介しました。
今回は第二弾として、グローバル変数について、ご紹介します。
グローバル変数について
グローバル変数の有効範囲は値の更新もしくはクリアするまで値を持ち続けます。
これはどういうことか?
最後にご説明します。
まず、グローバル変数の特徴として接頭語に「$$」を付けます。
ちなみに「$」だけの場合は、ローカル変数となります。
前回の記事で説明しています。
例えば、今回、Get(アカウント名)をグローバル変数で設定します。
ローカル変数の場合は、このスクリプト内のみ有効になりますが、グローバル変数はこのスクリプトが終了しても値を保持します。
それでは値を保持されているのかデータビューアで確認したいと思います。
Get(アカウント名)で取得した「test」という値が、グローバル変数として情報が保持されていることが
確認できました。
グローバル変数の使い方としては、長期的にデータを保持したい場合に使用したりすることが多いです。
例えば、マージ変数と合わせて使うケースもあります。
今回の例で言えば、ファイルを開いたタイミングでグローバル変数でアカウント名を取得し、マージ変数でレイアウトに配置するとログイン中のアカウント名を表示することができます。
次に冒頭でもお話しました、このグローバル変数をクリアする方法をご紹介します。
グローバル変数のクリア方法はシンプルです。
同じグローバル変数の名前の値に「””」を設定することにクリアされます。
ただ、この設定をどのタイミングで行うかなどは、スクリプトを構成する中で考えていく必要があります。
以上が、グローバル変数についてでした。
使いこなしていくとすごく便利な変数を設定です。
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